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 〇CFRPのコストに関して

弊社もCFRPを取り扱っている企業として、CFRPの価格がどうなのかと
問われれば、「まだまだ高い」と考えます。

CFRPの価格が高い要因としては、生産量と加工単価の違いがあげられます。
年間生産量でPAN系繊維は約60.000ton、ピッチ系繊維に至っては約1.000tonです。
対して、鋼材などの材料は十数兆tonと桁違いに多く、生産量が大きく違います。
コストでは1キログラム当たり数十円の鉄鋼、アルミニウムの数百円に対し
炭素繊維は2000~3000円程度と足元にも及びません。

加工単価が高い要因としては「刃具単価の違い」があります
Φ3程度の刃物でもおおよそ1万円前後もします。Φ10程度になると
10万円以上も珍しくありません。
炭素繊維が固く刃具の消耗を防ぐため、ダイヤモンドコーティングされた刃具
を使用するのが一般的ですが、炭素繊維の量や樹脂の種類等で
工具の交換時期が安定しないという問題があります。

しかし、年々厳しくなる環境規制や労働規制等を鑑みると
CFRPは決して無視できる存在ではないでしょう

「軽くて強い」「寸法安定性」「疲労特性」「減衰特性」
特性や優れた点を上げればまだまだ出ますが、これが炭素繊維が
従来金属から置き換えを考える軽量化材料として本命視されている理由です。

それでも、まだまだ高いCFRP、
弊社といたしましても、コストダウンやコストに見合った素材設計・加工を行い
お客様にご満足いただけるよう日々努力しております。